Ada Lovelaceアーキテクチャ、TSMC N4で製造されるAD102を搭載。
CUDAコアは16384にもなり、VRAMはGDDR6Xを24GB搭載。
NVIDIA RTX 4090はまさに予想していた以上のハイスペックグラボとなりました。
前世代のRTX3090 Tiと比べて約2倍、条件によっては4倍(公式発表)とされています。
日本円にして約30万円。
Tiを除けばクラス最高のグラフィックボードです。
購入するには勇気のいる金額ですが、その分スペックも文句なし。
これで重量級のゲームをグラフィック設定:高でMOD導入、240Hzくらいのゲーミングモニターで高fpsプレイできたら…なんて妄想してしまいます。
NVIDIAからグラフィックデモ映像が公開。NVIDIA DLSSとの組み合わせにより、グラフィックを維持したまま高fpsでのプレイが現実的に
RTX 4090になり、Tensorコアは第4世代へ。レイトレーシングコアも第3世代へスペックアップし、これまで以上に美麗なグラフィックを提供することが可能になりました。
NVIDIAからはレイトレーシングやDLSSをアピールするデモ映像も公開されています。
おそらくこの世代のGPUから4K 120/144/165fpsがスタンダードとなり、軽いゲームでは4K 200fps前後も見えてきます。
もちろんこれはゲーム側のグラフィックスを最高設定、レイトレーシングON、DLSS ONの状態。
グラフィックス設定を落とすことにより、4K/240fps 8K/60fpsやもう少し上も狙えるかもしれません。
DLSSがあるにせよ、RTX3000シリーズの時代では考えられなかった性能ですね。
ディスプレイの対応と普及に期待。高額なのがネックだが2023~2024間で普及価格帯へなるか
もちろん対応するディスプレイが無ければ、どんなに高fpsを叩き出していても宝の持ち腐れ。
PC側で200fps出しているのにディスプレイが4K/60Hzだったら勿体ないです。
現状、高解像度で高リフレッシュレートのゲーミングモニターも販売されてはいるのですが、やはり高額。
ニッチでハイスペックな商品群の位置付けなので、普及価格帯とは程遠い金額です。
さらにパネルが有機ELともなると目玉が飛び出る程。
もう1台PC買えるんじゃない?って金額になります。
RTX4000シリーズが出揃うのは2023年の第1四半期~第2四半期辺り。
この後徐々に普及していく見込みなので、それを見越してディスプレイも新商品がリリースされそうです。
今のFHD/144Hz/165Hzのように手が届きやすい価格になるにはさらに時間が必要でしょうが、今よりも手を出しやすくなるのは確か。値落ちのハイエンド旧製品を狙うものアリですね。
FHDの高fpsは限界に到達か。インターフェースも新規格を期待したい
競技性の高いゲーム(FPSなど)をプレイするユーザーにとって、解像度よりもパフォーマンスを重視する傾向にあります。
4Kよりも2K、グラフィックス設定も余分なものはカット。まずウルトラハイ設定は使いません。
理由として、やはり高グラフィックは高負荷となりfpsの低下を招きます。
fpsが高ければ高いほど滑らかな描画となり、コンマ何秒を争う世界でfps低下は致命傷となる場合もあるのです。
現状360Hz、FHDのディスプレイも販売されていますが、RTX4090+DLSSを使えば難なく達成する気がします。
もちろんソフトウェアによりけりですが。
そうなった場合、もっと上のハイリフレッシュレート、もしくは高解像度パネルを…となりますが、今度はインターフェースがネックに。
現状のHDMIやDisplayPortでは転送速度に限界があり、高解像度+ハイリフレッシュレートを両立することができません。
普及価格帯のゲーミングモニターではHDMI2.0やDisplayPort1.2がメインで、FHDに重点を置いたラインナップです。
HDMI2.1であれば4K/240hz(DSC)にも対応、DisplayPort1.4も4K/240hz(DSC or 4:2:0)対応。
リフレッシュレートと解像度をある程度両立させることができます。
個人的にはDisplayPort2.0を早く普及させて欲しいです。
帯域77.4Gbpsで16K/60hz(DSC)にも対応。当然、それ以下の解像度であれば360hzどころかもっと上も出力可能。
2019年にリリースされているにも関わらず、まだ市場に出回る気配なし。
グラボのインターフェースに搭載されると普及するのでしょうが、それもなし。
4090は搭載してくれるかな~と少しだけ期待していましたが、やっぱり無理のようです。