最初にSILENT HILL 2がリリースされたのが2001年9月。
PlayStation 2で発売され、当時としては美麗なグラフィックとストーリーが話題に。
前作の評判も良かったため、国内のみならず海外でも高い人気を誇ったゲームソフトとなりました。
それから数本続編がリリースされますが、ここ最近はまったく。
特に国内ではSILENT HILL 2の「サ」の字も聞かないような状態で、過去作をやり込んだゲーマーとしては寂しい限りです。
『SILENT HILL 2』のリメイクが制作決定。Unreal Engine 5の採用で圧倒的な映像美に。霧の街がより”深化”する
そんな状況の中、KONAMIは2022年10月にSILENT HILL 2のリメイク版をPlayStation 5でリリースすると発表。
※後に他機種でもリリース
ゲームエンジンにはUnreal Engine 5が採用され、オリジナルを凌ぐ圧倒的な映像美とゲーム体験が期待できそうです。
さらに映像美だけではなく、PlayStation 5より採用された3Dオーディオ機能にも対応。
醜くも美しく表現されたクリーチャー、ラジオのノイズ、独特のサウンド、コントローラーのフィードバック機能。
磨き上げられた映像と音が、プレイヤーを霧の街へと誘い込みます。
オリジナル版とリメイク版の違いを比較した動画が公開。シーン別に比較されていてわかりやすい
オリジナル版とリメイク版はどう違うのか?
グラフィックを中心に、比較動画でお馴染みの「ElAnalistaDeBits」が伝えています。
なお、比較されているオリジナル版はおそらくPC。PlayStation 2にしては解像度が高いように思えます。
ジェイムスのビジュアルが変更。”SILENT HILL”らしさが増す
本作の主人公であるジェイムスのビジュアルが変更され、より高解像度・表情豊かになりました。
やや疲れ顔で闇を感じるビジュアルはSILENT HILLにベストマッチ。
ちなみに当時はジェイムスはそこそこオッサンだと思っていましたが、リメイク版では少し若返った印象。
オリジナル版は目元が暗く影があるので、余計に渋いオッサンに見えたのかもしれません。
全てのグラフィッククオリティが大幅にアップ。Unreal Engine 5が表現する霧の世界
SILENT HILL 2を象徴する有名なシーン。
ここも圧倒的にグラフィックが向上しており、原作のイメージを残しつつクオリティがアップしています。
自動車・木々・反射するアスファルトの質感など。
SILENT HILLらしい美しさ・哀愁・恐怖の入り交じる空気が見事に表現されています。
また、SILENT HILLの街並みもより緻密に。
オリジナル版では描かれていなかった建物・電線・傷んだ道路などが追加されています。
クリーチャーのビジュアルも刷新。原作のイメージそのままに高品質化された見事なグラフィック
当然、クリーチャーのビジュアルも大幅に進化。
SILENT HILL 2といえば例の三角頭なのですが、原作よりもさらに不気味に。
なんとなく被り物の面積が大きくなっているような気がしますが、大きな変更点はそれくらい。
こちらも原作のイメージを壊すことなく、高品質なグラフィックで恐ろしさが増しています。
こちらもSILENT HILL 2を代表するクリーチャー。
女性看護師さんのようなビジュアルでジェイムスに襲いかかってきます。
原作のイメージを崩すことなく、『SILENT HILL 2』の世界が見事に再構築されている。安心できるリメイク作品だ
リメイク作品って原作と異なるストーリーだったり、知らないキャラクターがいたり、そもそもの結末が違っていたりなど。
何かと不安が付きまとうのですが、SILENT HILL 2のリメイクに関しては心配ないようです。
ビジュアルでも原作のイメージを崩すことなく、現代的なゲームへブラッシュアップされています。
PlayStationコンソールで1年間の時限独占、Steamでもページが公開されている
なお、本作はPlayStationコンソールで1年間の時限独占。
真っ先にプレイできるのはPlayStation版です。
PCでもSteamでリリース予定。
専用ページが公開されており、詳細な必要スペックなども記載されています。
【推奨環境】
※64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 11 x64
プロセッサー: Intel Core i7-8700K | AMD Ryzen 5 3600X
メモリー: 16 GB RAM
グラフィック: NVIDIA® GeForce® 2080RTX or AMD Radeon™ 6800XT
DirectX: Version 12
ストレージ: 50 GB 利用可能
サウンドカード: Windows Compatible Audio Device.
追記事項: 推奨環境では、目安として中画質で60FPS、高画質で30FPS、FullHD(またはDLSSなどによる4k)でのプレイが可能。
※本記事内の画像はElAnalistaDeBitsのYouTubeアカウント動画よりスクリーンショットを掲載しています。