初代マリオブラザーズといえば世界中で大ヒットした名作中の名作。
日本を代表するゲームといっても過言ではありません。
そんな初代スーパーマリオブラザーズをUnreal Engineで再現する猛者が現れました。
これまでも様々な開発者やプラットフォームで再現されてきた同作ですが、今回の再現作は一見の価値あり。
めちゃくちゃリアル&忠実に再現されています。
本ゲームのモデルとなったのはアニメ映画版『スーパーマリオブラザーズ』に出演しているクリス・プラット。
任天堂とミニオンズなどで有名なイルミネーションが手掛ける映画で、2023年の4月に公開が予定されています。
クリス・プラットは声のみの出演で映画には登場しないのですが、もしクリス・プラットが実際にキャラクターを演じたら?を想像して制作したとのこと。
大人の事情でクリス・プラットの画像は掲載できないのですが、ゲーム内のマリオとそっくり。
気になる方はGoogleやYahooで画像検索をどうぞ。
ステージ構成、アクション性、原作へのオマージュ。全てが高品質で製作者の愛と情熱を感じる作品に仕上がっている
今回、初代マリオブラザーズをUnreal Engineで再現したのは「Re-Imagined Games」。
何より驚きなのが、ゲームの開発経験はゼロだということ。
長年の任天堂ファンだったRe-Imagined Gamesは情熱だけでUnreal Engineを1から学び、実際にプレイ可能なアクションゲームに仕上げたそうです。
とてもゲーム開発未経験者が制作したゲームとは思えないクオリティ。
アクションゲームとしても成立しており、動きやステージも初代マリオブラザーズが忠実にオマージュされています。
カメラワークにもセンスがキラリ。
2D構成のステージをうまく3Dに落とし込んでいます。
前方や敵が見えにくい、なんてことはなく、任意のカメラ視点に変更が可能な様子。
原作をリアルに再現するだけではなく、ユーザビリティ配慮も忘れていません。
敵に当たれば小さくなり、キノコを取ると大きくなる。
しっかりマリオであり、ブロックやアイテムのギミックも原作通りに再現。
途中、土管を迂回するのも3D構成のステージならでは。(動画39秒辺り)
1-1だけじゃない。有名な地下ステージやお城のステージも
再現されているのは1-1だけではありません。
1-2の地下ステージ、ボス戦のあるお城のステージなど。(今回の動画にはボスは登場しませんが)
初代マリオブラザーズをプレイしたことのある方なら必ず懐かしく思えるステージが収録されています。
もちろん、どのステージもUnreal Engineでリアルに再現。
3D化された美麗なグラフィックには目を奪われます。
若干、ジャンプ中や階段を登る際の挙動に不自然さを感じますが、本作はまだまだ制作段階。
これからのブラッシュアップに期待ですね。
雲の上、水中などの他のステージ紹介、制作中の映像を含めたトレーラーも
この動画以外にも、本作のトレーラーである「Chris Pratt – Super Mario Remake – TRAILER 2」や、ステージ2-1以降を収録した「Chris Pratt – Super Mario Remake – World 2 Gameplay」も公開されています。
クッパ戦でお馴染みの斧を取ってクッパを落下させるシーンも収録。どれも楽しめる映像です。
製作者の「Re-Imagined Games」では本ゲームに対してフィードバックを受付中。
また正真正銘のアクションゲームに仕上げるのが目標とも宣言しており、完成の暁にはプレイ可能バージョンが公開されるかもしれません。
YouTubeチャンネルも都度更新されているので、興味のある方はぜひチャンネル登録を。
※本記事内の画像はRe-Imagined GamesのYouTubeアカウント動画よりスクリーンショットを掲載しています。
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