電気自動車にとって悪条件の冬、さらに大人3人乗車でのテストでこれだけ走れたのは上出来。半分以上バッテリーが残っているので、まだ安心して走ることができる
今回テストしたのは電気自動車にとって苦手な冬。
さらに大人3名乗車で重量もあります。
決してベストとは言えない条件でここまで走れたのは、上出来ではないでしょうか。
バッテリー残量も16メモリ中、11メモリ。
半分以上残っていますし、走ろうと思えばまだまだ走れます。
(今回Sの奥様が車を使うとのことで、早めの返却となりましたが)
S奥様は近場に送迎とのことで、充電せずにそのまま走っていきました。
気になる自宅への充電設備設置は約5万円程。ケーズデンキに依頼して設置
電気自動車といえば自宅への充電設備はマストなのですが、取り付けにいくらくらい費用が必要なのでしょうか。
これは地域や時期によって異なると思いますが、S宅のケースだと、コミコミで約5万円。
ケーズデンキにお願いして設置してもらったそうです。

最近の戸建ては最初から電気自動車用の充電設備があるので不要ですが、後付けの場合は5万円前後の費用と考えておけばOKかと。
なお、新車購入の場合はメーカーやディーラーからの補助がある場合も。
詳しくは販売店に問い合わせてみてください。
充電時間は普通充電(AC200V・15A)でフル充電7時間程かかるが、そもそも電欠するまで運転しないので、そこまで時間を要しない
充電時間について、メーカー公称値だと普通充電、つまり自宅の充電設備で約7時間程。
ここだけ見ると時間がかかるイメージですが、実際はそこまでなく。
「空っぽからフル充電」までの時間が約7時間です。

実際は電欠になるまで走ることはなく、バッテリー残量を残して帰宅します。
今回のケースだと、11メモリ残して帰宅できました。
Sの体感になるのであまりアテにできませんが、これくらいの残量だと2時間も経てば満タンになっているかも?とのこと。
何よりスマートフォンと一緒で「帰宅したら充電器に繋ぐ」を行えばよいかと思います。
寝てる間に充電されていますし、夜間電力を契約していたら安上がりですね。
ちなみに夜間電力契約だと地域や契約内容によりますが、フル充電で250円前後かと。
これだけ走れて電気代が安いのは、かなり高コスパですね。
さらに自宅にソーラーパネルがある方は、そこから充電してあげれば実質タダでアイミーブを運用できます。
エンジンが無いって素晴らしい!メンテナンスする箇所が少なくてオイル交換も必要なし
アイミーブは電気自動車なので当然エンジンはなく、あるのは基本的に「モーター」「インバーター」「駆動用バッテリー」の3種類。トランスミッションさえ無いらしく、本当にシンプルな構成です。
機械はシンプルであればあるほど、故障率も低くなります。
エンジンのように部品点数も多くなく、何よりエンジンオイル交換・タイミングベルト交換・プラグ交換・エアクリーナー清掃or交換などの整備が必要ありません。
燃料も入れる必要が無いので、ガソリンスタンドに寄る手間も省けます。

メリットがあればデメリットもあるわけで、故障した場合は「ユニット丸ごと交換」になりそうな予感。
実際まだSは経験したことがないようですが、例えばインバーターが故障した場合、あくまで予想ですがAssy交換(丸ごと)になりそうです。
そうなると費用はかさみますが、極端なレア車でもないのでリビルトパーツ(中古を新品同様に再生した部品)もあるかと思います。また年式も古くはないので、メーカーにもパーツ在庫はありそうですね。
電気自動車に走行距離はあまり関係ない。10万kmオーバーでもモーターは元気
ガソリン車ではよく「○○km走っているから寿命」「10万km以上走行しているから過走行」なんてイメージがあったりします。(実際は一概に言えないのですが)
中古車サイトでも過走行の車種は価格が安く設定されていますが、電気自動車に限ってはこれはあまり該当しないようです。
ディーラーの方から聞いた話なのでセールストークも混じっているかと思いますが、モーターの寿命は半永久的。
どちらかといえば、車体が朽ち果てるのが先なのでは…なんて話をされていました。

実際はそこまで乗ることはないし、バッテリーが先に寿命を迎えるわけですが、走行距離はあまり気にしなくてもよさそうです。
ただ過走行=各部の痛みは必ずあるので、よくよく注意して見たほうがいいですね。
駆動用バッテリーは必ず劣化する。中古車購入時は保証内容やバッテリーの交換履歴を確認しよう
アイミーブに搭載されている駆動用のバッテリーはリチウムイオン。
厳密には異なりますが、スマートフォンやポータブルバッテリーなどと同じです。

駆動用のバッテリー劣化は避けることができず、必ず容量が低下していきます。
Sも一度駆動用バッテリーを交換したそうで、測定したら70%を切っていたとのこと。
この時は保証で無料交換できたらしいのですが、これから購入される方はバッテリー残量や劣化具合、保証内容を必ず確認するようにしましょう。
後継の日産SAKURA(サクラ)、ekクロス EV(イーケークロス EV)は航続可能距離があまり進化せず。駆動用バッテリー20.0kWh搭載で走行可能距離180km(WLTCモード)
日産と三菱自動車からアイミーブの実質的な後継、SAKURA(サクラ)とekクロス EV(イーケークロス EV)が販売されています。やはり新型車だけあってアイミーブから進化を遂げており、使い勝手や質感が大きく向上しました。
日産自動車 SAKURA 公式サイト
三菱自動車 ekクロス EV 公式サイト
だた少し残念だったのは駆動用バッテリー容量。
20.0kWh搭載で満充電の航続距離は180km(WLTCモード)。
16.0kWh搭載のアイミーブよりも大容量ですが、実際の航続距離に大きな変化はありません。
※恐らく実走行距離で比較すると、30~40kmは新型車のほうが良くなっているかも
電気自動車に興味はあるが、ちょっとお試しで安く買いたい、なんて方にはアイミーブのほうが幸せになれるかもしれません。
この先どうなるかわかりませんが、電気自動車ってリセールバリューが悪く手放すときには高く売れない傾向にあります。
まとめ。通勤・通学・近所への買い物や送迎など、用途がハマれば幸せになれる1台
色々と書いてきましたが、通勤・通学・近所への買い物や送迎などの用途で使うには最適な1台。
長距離ドライブは充電計画を立てなければ難しいですが、近所のドライブや買い物用の車としてはとても便利だと思います。
メーカーも1日の走行距離を40~50km前後と想定して作っているようで、この運用ができる方にドンピシャです。

何よりメンテナンスの手間が少なく、ガソリンスタンドに寄る必要もない。
自宅に充電設備を設置する必要はありますが、電気工事をお願いするだけ。
ソーラーパネルと蓄電器がある家庭ならば、そこからアイミーブに充電可能。
実質タダで動かすことができます。
通勤の交通費だって意外と馬鹿にできなく、車通勤の方は月に1~3回給油していると思います。
ガソリンも高騰している今、通勤用に電気自動車を検討されている方にはおすすめです。
レンタカーや試乗もあると思いますので、気になる方はまず乗ってみてはいかがでしょうか。
電気代やメンテナンス費用の安さ以外にも、電気自動車としてのアクセルのレスポンスの良さ、パワーを体験してしまうとガソリン車には戻れなくなるかもしれません。
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