GeForce RTX4000シリーズは本当に必要か?コスパを求めるならRTX3000シリーズがコスパ最強でおすすめ

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今年発売と噂されるNVIDEA(エヌビディア)のGeForce RTX4000シリーズ。
最初にリリースされるのはハイエンドクラスのRTX4090とされています。

旧世代のグラフィックボードやゲーミングPCからの買い替え、もしくはゲーミングPC購入を検討している場合、RTX4000シリーズの発売まで待つ方も多いんじゃないでしょうか。
どうせなら最新世代のグラフィックボードを使いたいですよね。

ちなみにRTX4090は前世代のRTX3090に比べスペックが約1.8倍。
一部のゲームやソフトウェアでは80~120%ものパフォーマンス向上が期待できるようです。
アーキテクチャはAmpereからAda Lovelaceとなり、リークレベルですがレンダリング画像・生産予定表・ベンチマークもチラホラと。今年のGTC 2022、もしくはGeForce向けのイベントで発表される見込みで、いよいよ発売への現実味を帯びてきました。

このRTX4000シリーズ、どれくらい凄いのか?
いまいちピンとこないかもしれませんので簡単なスペックをまとめてみました。
※スペックは正式発表ではなく、噂やリーク情報を含みます

用途デスクトップ向け
プロセスTSMC 4N
シェーダープロセッサの数16,384
ベースクロック不明
ブーストクロック2520 Mhz
メモリ24 GB GDDR6X
TBP450W
FP32演算約90 TFLOPs

あくまで噂レベルなのでこの通りのスペックとは限りませんが、例えばPlayStation 5のFP32演算性能が10.3TFLOPsなので、RTX4090はPlayStation 5に比べ約8~9倍の性能に。
FP32演算性能だけでスペックを語ることはできませんが、単純比較としても驚きの数値です。

性能も凄いが値段も凄いことに

グラフィックボードとしての性能は文句なしだと思うのですが、それに比例して値段も高額になりそうです。
これも確定ではありませんが、発売価格は1,900~2,000ドルと予想されています。
現在の為替レートから換算すると、273,600~288,000円。
コアゲーマーなら妥当な金額と納得するかもしれませんが、カジュアルに楽しみたいユーザーにはとても手が出ません。

グラフィックボードだけでこの金額なので、CPU・電源・メモリ・マザーボード・ケース・ストレージなどをゲーミングスペックで組むと500,000~700,000円クラスのPCになってしまいます。DELLやLenovoなどのメーカー系・パソコン工房やマウスコンピュータでも似た金額になるでしょう。
またディスプレイ・キーボード・マウス・ヘッドセットは別に用意する必要があるので、本当にコアなゲーマー向けの価格帯です。
新規購入ではなく組み直しでも300,000円近い出費となる可能性もあり、おいそれと気軽に買えるものではないですね。

前世代のグラフィックボードでも十分に高画質プレイは可能。エントリーからハイエンドクラスのゲームまで幅広く対応

ゲーミングPCが欲しい、もしくはグラフィックボードの買い替えを検討しているなら、RTX3080辺りを狙うのもありです。
前世代とはいえハイエンドクラスのグラフィックボード。決して性能が低いわけではありません。

ゴリゴリのコアゲーマーならともかく、カジュアルにゲームを楽しみたい、家庭用ゲーム機よりも高品質でプレイしたい、PC版のゲームがプレイしたい、といったユーザーが大多数です。
プロゲーマーでも無い限り、ウルトラハイエンドな環境は必要ないでしょう。

資料作りやリモートワークなど仕事でも使うでしょうし、家庭で共有するかもしれません。
正直、極端にゲーム特化したPCは扱いにくい面もあり、また金額面も非常に高額です。
RTX3000シリーズであれば向こう数年はグラフィックボードの性能に困ることもなく、快適なゲームプレイが楽しめます。
また動画編集・PhotoshopやIllustratorなどのクリエイティブな作業でも活躍。
最大限にグラフィックボードの恩恵に授かれます。

Photoshopでのグラフィックボード設定
Illustratorでのグラフィックボード設定
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Photoshopでのグラフィックボード設定
Illustratorでのグラフィックボード設定
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TechMuddy的にはRTX3080が一番良コスパではないかと思いますが、もちろん3070や3060でもOK。
さらに手の出しやすい価格帯です。
もちろん価格と性能は比例しますが、重量級のAAAタイトルにMODやレイトレーシングをONにして4K高画質で楽しむ!といったことをしなければ、ほとんど問題ありません。

またRTX3000シリーズは在庫が潤沢にあり、NVIDEAも価格を引き下げてでも一掃したいようです。
発売当初から比べると大幅なディスカウントが行われており、RTX3000シリーズはほぼ定価割れの状態。
さらに9月~10月中に追加のディスカウントが実施される噂もあります。

特にRTX3080は値落ちが顕著であり、性能と価格を比較するとコストパフォーマンス抜群のグラフィックボードではないかと思えます。

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