「やっちゃえ、日産」でお馴染みの日産自動車がやってくれました。
期間限定(6月30日まで好評により7月31日まで延長)となりますが、Web上でバーチャル店舗「NISSAN HYPE LAB」が公開されています。
なおこのバーチャル店舗、ゲーム制作エンジンとして定番のUnreal Engineで制作されており、その点からも注目が集まっています。
バーチャル店舗とはいえ、実際の店舗と同様に自動車の購入契約も可能。
また作り込まれたメタバース空間を自由に移動することもでき、かつアバターやエモートなどの要素も用意されています。
メタバース空間といえばクオリティがイマイチなものが多く、Meta(旧Facebook)が公開したメタバースはまるで旧世代ゲーム機のようなグラフィックでした。
「NISSAN HYPE LAB」はブラウザベースという制約があるため画質や抑えられているものの、十分に高精細な店舗・車両ビジュアルを提供してくれています。
また専用スペースであるパーソナルルームも用意されています。
入室するには招待が必要で、友人や家族などと3D Simulatorなどのコンテンツを楽しむことができます。
車両のカラーやオプションなどについて話すのもいいかもしれませんね。
3D Simulatorで購入検討している車の走行シーンをチェックしたり、好きなアングルから眺めることも可能です。
Unreal Engineを使っているだけあって非常に高画質。
日産自動車の車の魅力を余すことなく伝えてくれます。
また、困ったときや相談したいことがあればバーチャルスタッフが対応。
11:00~20:00までの時間で対応してくれるので、仕事帰りやプライベートな時間にも合わせやすいですね。
もちろん、購入は検討していないが「NISSAN HYPE LAB」がどんなものか体験したい、って方も利用可能です。
利用にはNISSAN IDの登録が必要になりますが、それだけでOK。特に面倒な作業もありません。
まだ実験段階らしいのですが、今後はこういった形の店舗も増えてくるかもしれません。
ディーラーに行かず自宅やプライベート空間でゆっくり車を検討する。
自分のペースでスタッフに質問できたり、他の車と比較したり。
そう考えると、とても便利なサービスですね。
※本記事内の画像は日産自動車株式会社のYouTubeアカウント動画、及びNISSAN HYPELABよりスクリーンショットを掲載しています。
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