描いてほしいイラストをテキストで指示するだけで、サクッと出力してくれる素敵なツール、お絵かきAI。
賛否両論ありますが個人的には歓迎方向ですし、いくら規制や反対があろうと最終的には”あるべきもの”として定着するような気がします。
もちろん著作権や真贋の問題など解決すべきことが山積みですが、AIと上手く付き合っていけばより便利な世の中になりそうです。
今回はそんなイラスト生成AIに「ゲームの絵」を描いてもらいました。
現時点で生成のリクエストが多いのは、アニメやフォトリアルなジャンルではないでしょうか。
それ以外の、例えばゲームやスポーツなどのジャンルもラーニング(学習)しているでしょうが、前者と比べて学習度合いは少なそうです。
AIって学習命!な部分もありますので、どこまでゲームの絵を描いてくれるのか、様々なタイトルで試してみました。
利用するイラスト生成AIはStable Diffusion。ブラウザから利用でき、デモ版ではあるが生成制限もなく使いやすい
今回利用するイラスト生成AIは「Stable Diffusion DEMO」。
Stable Diffusionには様々な派生があり、独自にチューニングされたものも。
わかりやすくするため、素の状態のデモ版を使いました。
またDEMO版は生成が早く誰でも気軽に利用できるのが理由でもあります。
なお、唱える呪文(生成する内容の指示テキスト)はDeepLで出力。
日本語で書いた指示を英語に翻訳して、Stable Diffusion DEMOのテキストフィールドに貼り付けています。
指示テキストの順番や組み合わせで出力結果の良し悪しが決まったりするのですが、あまり小技は使わずプレーンに短く行こうと思います。基本的には「ゲームタイトル+GamePlayなどの補足単語」のみで、それが難しい場合はやや絞っていこうかと。
まずはメジャーなタイトルから。国内外でも人気のゲームタイトルの絵を描いてもらう
スーパーマリオブラザーズ
国民的ゲーム代表といえばコレでしょう。スーパーマリオ。
老若男女、誰でも知っている超有名なキャラクター&ゲームです。
さすがにAIもマリオは知っているでしょう。
AIが描いたマリオのイラスト
悪くないんじゃないでしょうか。
しっかり特徴は捉えていますし、いきなりこの画像をみても「マリオっぽい」って答える人も多いと思います。
ただ残念なのは、何かに使おうと思っても使えないこと。
画像は粗くステージ構成もグチャグチャ。
ブロックや敵キャラっぽい描写はあるのですが、それが何なのか理解できません。
マリオもドットだったり3Dだったり。
この辺りは指定をしていなかったので、しょうがないですね。
星のカービィ
続きましては星のカービィ。
丸くてピンクで愛嬌のある、食いしん坊のキャラクターです。
個人的にも好きなキャラクターで、自宅に巨大なぬいぐるみがあります。
これもゲーム画面をイメージしてAIに生成してもらいました。
AIが描いたカービィのイラスト
何だかヤバい雰囲気のモンスターが生まれたぞ…。
カービィは決してこんなヤツじゃない。
丸くてピンクでモッチリお肌で。
何でも吸い込む愛嬌のある食いしん坊です。
それとは真逆の”ヤバい奴”オーラ全開のモンスター。
なんで牙生えているんだよ、吸い込まずに噛みつくつもりか。
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