Switchはコンパクトなサイズながら最大解像度は1920×1080/60fpsまで対応しており、なかなか高性能なゲーム機。
発売が2017年とそれなりに経過していますが、充実したソフトラインナップと使い勝手の良さで順調にセールスを伸ばしています。
ただ、時代の流れもあってか4Kテレビや4K対応の機器も普及してきました。
他の家庭用ゲーム機も4K対応が標準となり、そういった意味ではやや厳しい立場に。
実際、TechMuddy編集部で使っているモニターにLGの有機ELがあるのですが、これにSwitchを繋ぐと、もの凄くモヤっとします。
特にPS5やPS4 Proの後にSwitchを繋ぐと違和感が凄く、Full HD(1920×1080)ってこんなに粗かったっけ…?となります。
もちろん他のFull HDテレビやモニターに繋ぐまったく違和感はないのですが、どうやら4KテレビとSwitchは相性があまり良くないようです。
テレビによっては独自のアップコンバート機能があり、ある程度の補正をしてくれています。
しかし、それでもやはりパリッとしたネイティブ4K画質並みとまではいきません。
コンバーターを使えば擬似的ではあるが4Kでアップコンバートが可能。
Switch専用、というわけではありませんが、実質Switch向けに作られたと言っても過言ではない4Kアップコンバーター「PhotoFast 4K Gamer+」。
過去記事でも紹介していますが、これを使えば多少はモヤっとした画質を改善してくれる場合があります。
もちろんSwitchだけではなく、他のデバイスにも対応。
こんな感じでアップコンバートしてくれる
遅延もほぼ無いので動きの激しいゲームでもOK
実はアップコンバート機能云々よりもこちらの方がすごいんじゃないかと思っているのですが、「PhotoFast 4K Gamer+」は入力遅延を感じることがほぼありません。
テレビのアップコンバート機能で解像度は多少良くできても、遅延があると快適にゲームをプレイすることが難しくなります。
どうしてもテレビのアップコンバート機能に遅延は付き物なので、この遅延を無くすためだけの目的で「PhotoFast 4K Gamer+」を使うのもアリだと思います。
ただし、外部コンバーターの効果は環境により異なる
すべてのテレビが上記のような映像になるわけではなく、環境により異なる場合があるので注意です。
テレビの場合は最初からアップコンバート機能が搭載されているものが多く、外部コンバーターの恩恵が少なくなるケースもあります。
とはいっても「PhotoFast 4K Gamer+」はゲームプレイを考慮して開発された専用のコンバーター。
少なからずアップコンバートと低遅延の恩恵は受けることができるので、気になる方は試す価値ありです。
新型のSwitchはネイティブ4Kか、それともアップコンバートを前提とした疑似4Kか
コストの問題からネイティブ4Kは難しく、擬似的な4K解像度で対応してくるのではないか?と思います。
ネイティブ4Kとなると要求される性能がグンと上がりますし、それに比例して製品価格も上がってしまいます。
新型のSwitch、もしくは新型ハードがどのチップを採用するか不明ですが、NVIDIAにしろAMDにしろ解像度技術は保有しています。
このあたりの技術を使って擬似的に4K対応し、かつコスト上昇も抑えてくるのではないでしょうか。
何にせよ4K環境が普及して一般化している今、任天堂ハードも4Kに対応して欲しいですね。
やっぱり4Kテレビに接続したときのボケは嫌ですし、変な違和感があります。
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