Unityが最新技術デモ「Enemies」を公開。圧倒的な超リアルグラフィックにガチでビビる。完全に実写じゃんこれ。

ハードウェア

Epic GamesのUnreal Engine 5に続き、Unity Technologiesも超リアルなデモ映像を公開しました。
Unreal Engine 5で制作されたマトリックスのデモ映像にも度肝を抜かれたのですが、Unityも負けていません。

公開された「Enemies」はフォトリアルを追求したUnityのシネマティックティーザー。
これまではコンピューターグラフィックス(CG)において、本物のようなデジタルヒューマンの表現とレンダリングは難しいとされてきました。「リアル」とされるCGでも、人工的で粗があり、何となく違和感を感じさせるものでした。
しかし今回公開されたデモ映像は想像を遥かに超えるレベルでリアル。

細かな表情やシワ、虹彩、血管がとても自然に表現されています。
また髪の毛の表現もよりハイレベルに。
「ポリゴンの塊」感はなく自然に揺れ、まるで1本1本丁寧にレンダリングされているかのようです。

40代の女優をモデルに採用

ストーリーや技術的な観点から、40代の女優をデジタルヒューマンのモデルとして採用。
肌の明るさ・透明感・産毛、話したり動いたりする際の肌の血流・血管・シワなど。
ライティングやシェーディング技術の表現や課題にぴったりだったようです。

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また、髪の表現に関する技術も新たに開発。
「Unity Hair solution」と名付けられたそのシステムは、より自然にリアルに動き、毛束が非常に細かい場合でも効率的にレンダリングを行います。
映画やCGアニメのシステムに近い、HDPR向けシェーディングも実装。
どのような光の当たり方や状態であっても、パラメータを変更する必要なく高品質なビジュアルを作り出せるようです。

いつから使えるようになるのか?また、このUnityで作られたゲームが登場するのはいつなのか?

Unity公式ブログによると、Unity 2022.1 または 2022.2 に搭載される予定です。
現在(2022年5月13日時点)はアルファ版で、フルリリースで追加される機能の先行体験となっています。
もちろんアルファ版なのでバグや不具合が発生する可能性もあります。
利用される際は必ずプロジェクトのバックアップを行い、自身の管理と責任の下、お試しください。

髪の表現システム「Unity Hair solution」はGitHubで公開。
ユーザーからフィードバックを収集し、アップデートを行うようです。
正式にサポートされるようになれば、Unity公式ブログやSNSでお知らせするとのこと。

現時点では開発中のバージョンなので、このUnityで開発されたゲームがリリースされるのは当分先になるでしょう。
早くても2023年後半もしくは2024年頃のような気がします。

Unityは様々なプラットフォームにも対応しています。
iOS・Androidはもちろん、PlayStation4、PlayStation5、Xbox Series X/S、Nintendo Switchなどなど。
もちろんハードウェアごとの制約はあるでしょうが、PlayStation5、Xbox Series Xではデモ映像に近い表現が可能になると思います。ゲームのグラフィックもここまで進化したか!と思える日はそう遠くないはずです。

以前のデモ「The Heretic」からさらに進化。「Enemies」には様々な新技術が詰め込まれている。

Unityのデモチームは過去にも「The Heretic」を公開しています。

約7分45秒のデモ映像は見応えがあり、現代のゲーム映像と比較してもグラフィックは美しくリアルです。
しかし人間の表情・動きや質感などはやや人工的な印象。
最新デモ映像と比較すると、いかに「Enemies」が美しくリアルなのか実感できます。

いつの時代もグラフィックが進化すると「まるで実写だ!」の声が聞こえてきますが、これから10年、20年先のゲームグラフィックってどうなっているのでしょうか。
その時代と今のグラフィックを比較すると、やっぱり「クソグラじゃん!」ってなっちゃうのかな…。
慣れと進化ってある意味恐ろしいですね。

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