すでに海外では発売されているSteam Deck。
日本発売の計画も順調に進んでいるようですが、未だに予約すら開始されていません。
個人的には”大人のSwitch”的な感覚で捉えていて、部屋でも外出先でもAAA級のタイトルがプレイできるなんて夢のようです。
そんなSteam Deckですが、早速エルデンリングのプレイ動画をIGNさんがYouTubeにアップしてくれていました。
序盤のプレイ動画ですが、動作を確認するには十分。
若干ネタバレを含んでいますので、エルデンリング未プレイの方はご注意を。
この動画に対するコメント
「これはとてもワイルドだ。子供の頃、こんなの持ってたなんて想像もできない。」
IGN YouTubeアカウント:コメント
「こんなことが可能だなんて、ゲーマーにとっては何て幸せな時代なんだ。」
「若いゲーマーは、携帯電話でAAAゲームをプレイすることを当たり前のことと思っているでしょうが、ゲームボーイやその他のモバイルゲーム機で育った年配のゲーマーにとっては、真のパワーとマルチユース機能を備えたモバイルゲームにとって、これはまさに画期的な出来事なのです。さらに驚くべきは、この技術の飛躍に約30年しかかからなかったということです。ゲーム業界全体が40年弱の歴史を持つことを考えると、長いようでいて、そうでもない。私たちが生きている時代は、驚くべき(そして不確かな)時代なのです。」
「PC版の移植がそれほど最適化されていないことを考えると(少なくとも現時点では)、Steam Deckでは驚くほどよく見え、よく動きます。」
「手持ちでハイエンドAAAゲーム。これは正気じゃない!」
「新発売のAAAタイトルが携帯機でこれだけ動くのは、まさに狂気の沙汰」
「この携帯機は印象的です。ゲーム以外にも使えるということで、Switchと比較すると非常に価値のある価格設定になっています。」
「ゲームのピークがここにある。私たちは歴史を目撃しているのです。」
「これはかなりインパクトがありますね。あと、ボス戦はずっとハラハラしてました(笑) “やったね!”って感じです。」
「携帯機でこのゲームが動くのは非常に素晴らしい。スイッチはこのゲームを起動するだけでも火事になりそうだ。」
中途半端なゲーミングPCを購入するより幸せになれるかもしれない
Steam Deckのスペック・利便性を考えると、中途半端なゲーミングPCを購入するよりも安く、かつ幸せになれるかもしれません。
AAAタイトルのゲームを動かすには、ミドルハイ程度のCPU・GPUが必要になります。
ライトゲーマー向けとして売られているゲーミングPCの価格は約12~15万円程。
スペックは10世代もしくは11世代のIntel Core i7 or i5 プロセッサー。GPUはGeForce GTX 1650などが中心です。
なお、これは本体のみの金額なので、別途モニター・キーボード・マウスが必要になります。
こだわる人はヘッドホンも。
Steam Deckは最上位の512GBモデルで649ドル。
日本円で約74,000円です。(1ドル115円換算)
メインストリームであろう256GBは529ドルで約60,000円。
容量はmicroSDカードで拡張できるので、容量不足もある程度回避できます。
さらに便利なのが携帯性。
ゲーミングノートPCならまだしも、デスクトップのゲーミングPCは気軽に持ち運びができません。
対するSteam DeckはNintendo Switchよりも少し大きい程度。
298mm x 117mm x 49mmのコンパクトサイズです。
ベッドやソファで寝転びながらゲームを楽しめます。
外出先にだって気軽に持ち運べますね。
ドックで外部ディスプレイとの接続も
専用のドッキングステーションがあれば、外部ディスプレイにも接続可能。
大画面でゲームを楽しみたい、といったニーズにも対応できています。
Steam Deckドッキングステーションは、外部ディスプレイ、有線ネットワーク、USB周辺機器、電源への接続が可能。
繋いでいれば同時に充電もされているので、残容量を気にする必要もありません。
Nintendo Switchを持っている方はわかりやすいと思いますが、SwitchのTVモードと同機能です。
大画面にゲームを表示しつつ充電。さらに有線ネットワークで回線も速く。
Steam Deck自体は1280×80/60Hzなのですが、外部ディスプレイが対応していれば最大8K/60Hzまたは4K/120Hz表示も可能。
高解像度&スムーズ表示で快適にゲームをプレイすることができます。
ただし、ドッキングステーションは別売り。かつ現時点では未発売です。
“重め”のCyberpunk 2077も快適にプレイ可能。さらにFSR ONでサクサク動作へ
重めのゲームで有名なCyberpunk 2077もSteam Deckで問題なくプレイできています。
設定はミディアムロー1280×800なのでハイエンドPCのようなグラフィックではありませんが、それでも携帯機として考えると驚異的です。
負荷のかかるシーンでも30fpsを下回ることはなく、プレイに何ら支障はありません。
さらに動画ではFSRをON。
これによりグラフィック品質を保ったままfpsを向上させています。
ここまで動けばまったく不満のないレベルですね。
外部ディスプレイに繋いで解像度を上げたとしても快適にプレイできると思います。
やはりゲーミングPCを購入するよりも、Steam Deckのほうが我々を幸せにしてくれる
実は家庭用にライトなゲーミングPCを購入しようと思っていました。
しかしSteam Deckについて詳しく調べているうちに、これはちょっと違うぞ…と。
正直、ライトなゲーミングPCってAAAタイトルを遊ぶには設定をかなり落とさないと満足にプレイできなかったりします。
それにPC本体+周辺機器を揃えていったら結局16~19万円程度の出費に。
それなら、「どこにでも持ち運べて」「AAAタイトルも遊べて」「金額もPCの半額以下」「ドッキングステーションでPCライクな使い方もOK」なSteam Deckの方が幸せになれるんじゃないかと思っているんです。
もちろん、PCも自分で好きに拡張やアップグレードができるメリットはあるんですけどね。
「ハイスペックな携帯性」といったSteam Deckオリジナルの魅力には勝てないな、なんて思っています。
予約せねば!(はやく日本でも予約開始されないかなー)
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