グラフィックボードで有名な半導体メーカーであるNVIDIAが、ランサムウェア攻撃を受けて機密情報を大量に盗まれる事件がありました。
署名付き証明書、従業員のパスワード数千件、未発表製品などなど、様々な情報が流出。
その中に次期型のNintendo Switchに採用される可能性の高い情報も含まれているようでした。
DLSSのソースコードも流出か?分析した結果、任天堂・NVIDIAの共同開発API名も含まれている
DLSSとはNVIDIAが開発・リリースしている超解像度技術のシステム名称。
正式名称はNVIDIA DLSS (Deep Learning Super Sampling) であり、AIによるディープランニングを駆使しパフォーマンスと解像度を大幅に向上させる技術です。
ものすごく単純に言えば、DLSSを採用することによりSoC(CPUやGPU)に負荷をかけず、グラフィックやFPSなどのパフォーマンスアップが得られます。
高性能SoCでゴリゴリに映像美を追求すると、それはそれで素晴らしいパフォーマンスなのですがコストがかかります。
コストパフォーマンスに優れたSoCとDLSSを組み合わせることにより、低コストで高解像度・ハイパフォーマンスが得られるわけです。
NikkiさんのTwitterによると、ソースコード内に「NVN2」が確認されたとのこと。
「NVN」とは任天堂とNVIDIAが共同開発したグラフィックスAPIであり、「NVN2」は次期型に採用されるグラフィックスAPIでは?と推測。
ベースはAmpereアーキテクチャ。これにレイトレーシングとDLSS2.2をサポートするAPIではないかと発信されています。
さらに別のTwitterユーザーからも、流出ファイルを分析した結果「NVN2」はAmpereアーキテクチャで動作するように設計されているようだと報告があり、それなりに信憑性のある情報なのかもしれません。
Nintendo Switchはやっとライフサイクル中盤。今年は大作ソフトも控え有機ELモデルも好調な為、新型はまだまだ先か
2021年は新型Switchの噂が盛り上がりましたが、完全新型ではなく有機ELモデルでした。
また任天堂自身も新型開発は否定しており、現行スイッチ本体の売上も好調。
2022年は大作ソフトのリリースも控えているので、2022年に完全な新型もしくはNintendo Switch Proが発表・発売される可能性は極めて低いです。
しかしリーク情報でこれだけ盛り上がるのもNintendo Switchが愛されている証拠。
ゼルダBoWの続編も気になりますが、何より期待しているのはスプラトゥーン3。
2022年夏頃リリース予定のようですが、正式発表後は即購入からのプレイを楽しみたいと思います。
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