日頃からよく利用しているWi-Fiですが、その名前の由来って考えたことありますか?なんとなく「Wireless Fidelity」の略だと思っていませんでしたか?実は、Wi-Fiにはそんな意味じゃなかった、なんて言われたらどうでしょうか。
また、有名なゲーム『ゼルダの伝説』というタイトルも、実は意外な人物の名前から来ているのはご存知だったでしょうか。
私たちの生活に当たり前のように溶け込んでいるゲームやテクノロジーですが、その裏には知られざる歴史やエピソードが隠れています。今回はそんな面白いトリビアをまとめてみました!
知っている人は知っている…。
読むと思わず「へぇ~!」と言ってしまうような話をご紹介します。
Wi-Fiの名前に意味はない? 意外と知らない名前の由来
「Wi-Fi」といえばアレですね、無線の便利なヤツ!
つい「Wireless Fidelity(無線の高忠実度)」の略語だと思ってしまいます。しかし実際には、この名前に技術的な意味はありません!この名前は、業界団体である「Wi-Fi Alliance」が商標として採用したもので、覚えやすく親しみやすい名前として付けられました。まじかよ。
Wi-Fiの誕生背景
Wi-Fiは1999年に最初の標準規格が策定され、その後急速に普及しました。当初、この規格の技術名は「IEEE 802.11」という専門的で覚えにくいもの。
そのため、マーケティング上の理由で「Wi-Fi」というシンプルでキャッチーな名前が生まれたのです。
Wi-Fi Allianceの公式発表によると、「Wireless Fidelity」は広告のキャッチフレーズとして後付けされたもので、技術的な意味は一切ないそうです。
つまり、Wi-Fiという名前は、言葉の響きと親しみやすさを重視したブランド名だったのです。
『ゼルダの伝説』の名前の由来とは?まさかの斜め上すぎる理由だった
『ゼルダの伝説』といえば、任天堂が誇る大人気シリーズですが、その「ゼルダ」という名前の由来をご存じでしょうか?実はこの名前は、アメリカの作家F・スコット・フィッツジェラルドの妻、ゼルダ・フィッツジェラルドにちなんでいます。
なぜゼルダという名前を採用したのか?
シリーズの生みの親である宮本茂氏は、彼女の名前の響きを「美しくて魅力的」と感じたといいます。
そのため、ゲームのヒロインの名前として「ゼルダ」が採用されました。
また、宮本氏はインタビューで「ゼルダという名前が、ゲームの世界観にぴったりだと思った」と語っています。
シリーズのファンにとって、このトリビアは「ゼルダ」という名前に込められた特別な意味を知るきっかけになるかもしれませんね!
FPSというジャンルを生み出した『DOOM』の歴史
1993年に発売されたPCゲーム『DOOM』は、FPS(ファーストパーソンシューティング)のジャンルを確立した伝説的な作品です。今や何にでも移植されまくっている、ミーム的な存在でもあります。
そんなDOOMですが、当時、初めて体験する一人称視点のアクションはゲーム業界に革命をもたらしました。
なぜ『DOOM』がFPSジャンルの先駆者なのか?
『DOOM』以前にも似たようなゲームは存在しましたが、ネットワーク対戦機能や、高速でスムーズな3D描画技術を搭載した『DOOM』は、一躍ゲーマーの心を掴みました。
この成功により、「DOOM-like」という言葉が生まれ、やがて「FPS(First Person Shooter)」というジャンル名が定着しました。
現在でもFPSは世界中で人気のジャンルですが、その始まりを知ると、改めて『DOOM』の凄さを感じることができます。
木製だった最初のコンピュータマウス
今では当たり前の存在となったコンピュータマウスですが、その最初の形状はご存知でしょうか。
1964年、ダグラス・エンゲルバートが発明した最初のマウスは、木製で箱のような形をしていました。ボタンは1つだけというシンプルなデザインでした。
マウスが誕生した背景
当時のコンピュータは膨大な量のデータを扱うため、効率的に操作するためのデバイスが求められていました。エンゲルバートは、カーソルを画面上で正確に動かせるデバイスとして、この「マウス」を開発しました。
現代の滑らかなデザインからは想像もつかないその形状は、技術の進化を感じさせますね。
ポケモンGOが健康に与えたポジティブな影響
2016年にリリースされた『ポケモンGO』は、世界的な社会現象となりましたが、それだけではなく「健康に良い影響を与えたゲーム」としても注目を浴びました。
研究で確認された歩数の増加
アメリカのスタンフォード大学が行った研究によると、『ポケモンGO』のリリース直後、プレイヤーの平均歩数が1日あたり1473歩も増加したことが確認されています。これは、単純計算で1年に57万歩以上の増加に相当します!
『ポケモンGO』は、ただ楽しいだけではなく、プレイヤーが積極的に外出し、運動するきっかけを作ったゲームとしても評価されています。
おわりに
ゲームやテクノロジーが持つ魅力は、私たちの生活を豊かにしてくれるだけではありません。その背景にある歴史や知られざるエピソードには、思わず「へぇ!」と言ってしまうような面白い話がたくさん詰まっています。
たとえば、日常的に利用しているWi-Fiの名前に技術的な意味がないことや、『ゼルダの伝説』というタイトルが文学的な由来を持っていること。FPSジャンルの礎を築いた『DOOM』や、木製マウスという原点を知ることで、今のテクノロジーの進化をより深く理解できます。『ポケモンGO』のように、ただ遊ぶだけではなく、健康や行動にまでポジティブな影響を与えたゲームの存在は、テクノロジーの可能性を再認識させてくれますね。
こうした小ネタ的トリビアは、日常会話のちょっとした話題作りにも役立ちます。
「実はこんな話があるんだよ」と日常会話に混ぜることで、周りから「へぇ」をゲットできそうです。
これからも新しいゲームや技術が登場するたびに、さらに興味深いエピソードが生まれていくことでしょう。それを追いかけるのもまた楽しみの一つですね!
この記事で知ったトリビアを周りの人に話してみてください。
きっと、「そんなこと知らなかった!」というリアクションが返ってきて、会話や商談が弾むかもしれませんよ!
※本記事内の画像はぱくたそ、Nintendo 公式チャンネル、ベセスダ・ソフトワークス、Wikipedia、ポケモンGO公式サイトよりスクリーンショットを掲載しています。