落雷とは、その名の通り雷が地上に落ちてくる現象。
もう少し詳しくいえば、雷雲の中で電荷が集まり、その電荷が地面に向かって急速に放出される現象です。
雲の中ではプラスとマイナスの電荷が分かれて集まっています。
この電荷のバランスが崩れると、雲の中で電気が放出され、それが地面に向かって走るのが落雷です。
「落ちる」というよりも「向かってくる」のが正確な表現なのかもしれませんね。
今回は住宅側の木に雷が落ちる動画をご紹介。
想像以上に威力がハンパなく、雷の恐ろしさを再認識できる動画となっています。
なお、大きな音が鳴りますので音量にご注意ください。
雲行きの怪しい日の撮影、かすかに雨音も聞こえます。
注目していただたいのは画面中央よりやや左、赤い屋根の住宅側に生えている大きな木です。
突然、なんの前触れもなく、いきなり落雷。
轟音とともに木は裂け、炎が上がります。
木は皮が大きく削がれ、幹や枝も落下します。
撮影者も思わず叫び声。
最後に木の天辺部分でしょうか。
巨大な塊が落下します。
あまりにも衝撃的な落雷の映像。
怪我人がいなかったのは幸いですが、雷の恐ろしさを見せつけられました。
雷が鳴ったら取るべき回避行動
日本でも夏の時期は雷の発生確率が高くなります。
もし雷が鳴ったら、安全確保のために以下の回避行動を取るようにしましょう。
室内に避難する:雷が鳴ったら速やかに建物内に避難しましょう。建物内にいると雷の影響を受けにくく、安全が確保されます。
屋外の危険を避ける:雷が鳴った場合、屋外は大変危険です。遊んでいたりスポーツをしている場合は、すぐに室内に退避しましょう。
屋内での安全確保:室内にいる場合でも、電気製品や電話、シャワーや洗濯機などの水回りの設備を避け、電源を切ることで安全を確保します。
電話の使用を避ける:雷が鳴っている間は、固定電話や携帯電話の使用を避けましょう。雷による電磁波の影響を受ける可能性があります。
屋外での避難場所の選定:屋外で避難する場合は、高い建物や高架構造物、木の下や金属製の物体から離れて、低い場所でしゃがんで待機します。
これらの行動を取っても100%の安全を確保できるわけではありませんが、リスクは最小限に抑えることができます。
またパソコンなどの電化製品もできればシャットダウンとコンセントを抜いておくと、データ消失などの被害を抑えることができます。
雷対策用の電源タップなどもあるので、それらを利用するのも有効ですね。
本当に恐ろしい落雷被害。
楽観的に考えることなく、充分に注意しましょう!
※本記事内の画像はDying Voice DudeのYouTubeアカウント動画よりスクリーンショットを掲載しています。