2023年1月26日に世界同時発売が予定されている、PlayStation5用のハイエンドコントローラー、DualSense Edge(デュアルセンス エッジ)。
希望小売価格29,980円(税込)となかなかの高額。
正直買うのに躊躇する金額です。
なんでコントローラーなのに、そんなに高いんだよ!と突っ込みたくなるのですが、内容を確認すると納得。
さらに使いようによっては、通常のコントローラーよりもコスパ良しで何なら逆に維持コストは低くなりそうです。
また他社からPS5にも使える高性能なコントローラーが販売されている中、ソニーとしても公式に高性能コントローラーを取り扱いたかったのかもしれません。
幅広いカスタマイズが可能、背面ボタンに任意のボタンを割り当てたり、交換可能なスティックキャップも
詳細についてはソニー公式とYouTubeの紹介動画にお任せするとして、何より気に入ったのが「交換可能なスティックモジュール」です。
コントローラーってどのハードでも共通ですが、一番最初にダメになる可能性が高いのがスティック。
Nintendo Switchのジョイコン・プロコンのドリフト問題などでも有名ですね。
PlayStationも例外ではなく、PS3・PS4・PS5共に「スティックが勝手に動く・勝手に画面がグルグル回る・任意の方向への入力を受け付けない」などの不具合が発生する可能性があります。
TechMuddy編集部のPS4 Proのコントローラーも2台ダメになり修理に出したことがあります。
修理費や送料など含めて、2台で10,000円と少し。
取材やプレイで使う機会も多いので、今後も不具合が発生するかもしれません。
ぶっちゃけコントローラーって消耗品なのです。
今後の修理費やダウンタイム、さらにDualSense Edgeの高機能を考えると決して高くない。むしろ安くつくかも
コントローラーが壊れた場合、一般的には2つの選択肢があると思います。
新品に買い替える。新品定価は6,980円(税別)
新品に買い替えてしまえば当然不具合もなく、シャキッとしたピカピカのコントローラーでプレイできます。
PS5用のデュアルセンスコントローラーの定価は6,980円(税別)。
探せば定価よりも少しだけ安く買えるでしょうが、それでもなかなかの出費です。
さらに商品が手元に届くまでは壊れたコントローラーでプレイするしかなく、完全に壊れてしまったコントローラーではその間ゲームがプレイできません。
修理に出す。通常のDualSenseは1台あたり平均6,000円程(税別)
新品を買うより間違いなく安くなりますが、それでも税別6,000円程度。
PlayStationサポート オンライン修理受付サービス【症状別の参考料金(税込)】
さらに故障の内容によってはさらに費用がかかる場合もあります。
また自宅からの梱包発送、さらに修理後に手元に届くまで時間もかかり、その間ゲームをプレイすることができません。
複数個コントローラーを持っていれば問題ありませんが、その分故障頻度も多くなります。
修理費6,000円(税別)xコントローラー2台であれば10,000円はオーバー。
うーん、高い…。
DualSense Edgeは自分でパーツの交換が可能。さらにオプションとしてパーツだけの販売もされる
DualSense Edgeは各種パーツを自分で交換可能。
さらに一番故障率の高いスティックも2,680円(税込)で販売される予定。
予備で持っておけばその場ですぐに交換できるし、何より2,680円(税込)という値段が良心的です。
またスティック以外にも交換可能パーツがあるので、その他の部品も修理交換可能。
通常のDualSenseを何度も修理するより、一度DualSense Edgeを購入したほうが長い目で見るとお得な気がします。
コントローラーって何年も使うものだし、特にスティック周りは消耗品。
その都度、修理依頼や買い替えしていると、DualSense Edgeの29,980円(税込)は超えてきそうです。
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーは2023年1月26日(木)に全世界同時発売予定。
詳細は公式サイトでご確認ください。
※本記事内の画像はPlayStation JapanのYouTubeアカウント動画よりスクリーンショットを掲載しています。
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