個人的にも楽しみにしています、新型Nintendo Switch。
各所から新型Nintendo Switchに関する噂が飛び交い、否が応でも期待が高まってしまいます。
次世代機はどれほどの進化を遂げるのか、価格や発売時期はどうなるのか、そして互換性についてはどう考えればよいのか。
本記事では現時点で明らかになっている情報と噂のまとめ。
そして前世代機と新型Nintendo Switchの比較を徹底的に行い、深掘りしていきます。
大幅な性能向上とNVIDIA製チップ採用の噂
正直、今のスペックでは辛い場面もあったと思います。
よくここまで戦ってくれました。
新型Nintendo Switchは性能面で大きな進化が期待されています。
あくまで噂やリーク情報ですが、以下に表として前世代Switchと新型Switchのスペックを比較・まとめてみました。
項目 | 前世代Switch (2017) | 新型Switch (2025予想) |
CPU/GPU | NVIDIA Tegra X1 | NVIDIA Tegra239 |
RAM | 4GB | 12GB |
解像度(携帯時) | 720p | 1080p |
解像度(ドック時) | 1080p | 1080p(60fps) |
画面サイズ | 6.2インチ | 8インチ |
ストレージ | 32GB | 64GB以上(256GBと噂) |
ジョイコン | 現行デザイン | 改良型ジョイコン |
まず注目すべきはRAMの増加。
前世代Switchは4GBのRAMでしたが、次世代Switchでは3倍の12GBが搭載されると噂されています。
この大幅なメモリ強化により、ゲームのロード時間や動作がスムーズになるだけでなく、よりリッチなグラフィックやフレームレートが実現。
これに加えて、「NVIDIA Tegra T239」という新型チップセットが搭載される可能性も指摘されており、CPUおよびGPUの性能が大幅に向上することが期待されています。
また携帯モードではこれまで720pの解像度が主流でしたが、次世代Switchでは1080pでのゲームプレイが可能になるという噂があります。
ディスプレイ本体の解像度も向上したパネルが搭載される、ということですね。
ドックモードでも1080p/60fpsの安定したパフォーマンスが見込まれており、任天堂としては、家庭用ゲーム機と携帯機の両方で優れたパフォーマンスを提供することを目指していると考えられます。
さらにNVIDIA DLSSに対応との噂もあり、グラフィック性能が飛躍的に向上する可能性もあります。
壊れやすかったジョイコンの改善
次世代Switchでは、ジョイコンも大幅に改良されるとのこと。
これまでのジョイコンで頻発していた「ドリフト現象」と呼ばれる故障が改善される見込みです。
この問題はアナログスティックが勝手に動いてしまう現象で、ユーザーから多くの苦情が寄せられていました。
TechMuddy編集部でも何度修理に出したことか…。
新型ジョイコンはマグネット固定式を採用、アナログスティックの設計も一新される予定。
これにより、物理的な摩耗が原因で起きるドリフト現象が軽減されると考えられています。
またジョイコンの接続がより安定し、ゲームプレイ中にジョイコンと本体の通信が切断される、なんて心配も少なくなると思われます。
比較的、最新のBluetooth規格に対応するんじゃないでしょうか。
気になる価格はアップか。円安と製造コストが影響
任天堂のハードウェアは伝統的に価格を抑える傾向にありますが、最近の円安や半導体不足、製造コストの上昇を考えると、新型Switchの価格が上がるのは確実かもしれません。
現行のSwitchはおよそ3万円台で発売され、OLEDモデルは4万円前後でしたが、新型Switchはこれらより高い55,000円~65,000円程度になると予想されています。
個人的には少し高すぎる気もしますが…。
それでも任天堂は手頃な価格を維持するための努力を続けているため、極端に大幅な値上げは「本体には」ないのでは、と思います。
ひょっとしたら、周辺機器やオプションなどで収益性を確保するのかもしれません。
同時にリリースされるかもしれないゲームソフト
発売時期に関しては、複数の報道によると2025年3月~4月のリリースが有力視されています。
開発者からの情報や製造スケジュールも考慮すると、2024年末に詳細な発表が行われ、2025年春頃に正式に発売される可能性が高いです。
また、同時リリースされるソフトについては、任天堂の看板タイトルである「ゼルダの伝説」や「スーパーマリオ」の新作が期待されています。
さらにサードパーティからは、人気の「ファイナルファンタジー14」が次世代Switch向けに登場するとの噂もあり、多彩なゲームラインナップが揃うことが予想されます。
現在のSwitchとの互換性は維持されるのか?
互換性は既存のユーザーにとって最重要ポイントと言っても過言ではありません。
もし新型Switchが前世代機と互換性がなければ、すでに多くのスイッチソフトを所有しているユーザーが購入を見送る可能性も。
しかし、業界のトレンドとしてハードウェアの互換性はますます重視されており、次世代Switchでも何らかの互換性が提供される可能性が高いです。
任天堂としても既存のソフトウェア資産を無駄にすることなく継続して収益化することもでき、ユーザとしても新しいハードウェアでゲームプレイを楽しむことができます。
ちなみに最近のSwitchのファームウェアアップデート(バージョン19.0.0)で、興味深い動きがありました。
このアップデートでは、主にシステムの安定性が向上したと報告されていますが、一部の情報筋では、この更新のコードに次世代Switchとの互換性を示唆する要素が含まれているとの話もあります。
具体的な互換性に関する言及はありませんが、次世代機への準備が進んでいる可能性が高いです。
このアップデートにより、現行Switchのシステムが次世代機とのスムーズな移行をサポートできるように準備が進んでいると推測されます。
任天堂が新型Switchで過去のソフトウェアライブラリを引き継ぐための対応を進めているのかもしれません。
次世代Switchに期待すること
次世代Switchは、携帯性と据え置き機としてのパフォーマンスを両立させたハードウェアとして、コンセプトそのままの王道的進化を遂げると思われます。
RAMの大幅増加や1080p対応の高解像度画面、強力な新型チップによるスムーズなゲーム体験。
価格については予測が難しいのですが、そこまで大幅な値上げにはならないはず(希望的観測も含みますが)。
なお本記事はあくまで予測記事であり、公式の発表ではありません。
性能・仕様や価格は異なる場合がありますので、公式の発表を楽しみに待ちましょう!
※本記事内の画像はNVIDIAの公式ウェブサイトよりスクリーンショットを掲載しています。