ATF交換後は同じ車とは思えない程スムーズに走る。さらに燃費も良くなった気がする

それから翌日、約束の時間に車両を引き取りに行きました。
いやマジでドキドキしっぱなしでした。
これでぶっ壊れたらマジでヤバい…しばらく取材も行けないし何より金が飛んでいく。

整備士さんから説明を受け、恐る恐るエンジン始動。
その後にPレンジからDレンジへ。

いつもならガコンッ!となるまで待って前進しないと警告灯が付いていましたが、今回は一向にガコンとなる気配なし。
まったくショックがないのでDレンジ入ってんの?と逆に心配に。

そのままゆっくりブレーキペダルを離していくと、何だかよく進む。
なんて説明したらいいんでしょうか。
クリープ現象が強くなったというか、スルスル感を感じられます。

当然、以前もクリープ現象はしてましたし前進はするのですが、ATF交換後はよりスムーズな印象。
とにかくよく前に進むんです。
整備士さんに「ちょっとその辺走ってきます。おかしくなったらすぐ戻ります」と伝え一般道へ。

アクセルを踏めば今までよりも加速がいいし、何より回転数が落ち着いている。
以前はブォォンって感じでタコメーターとスピードメーターがリンクしている感じでした。
が、交換後は何だろう…説明難しいのですが、低い回転数とトルクでスピードに乗せている感じ。
回転が上がらないのではなく、低回転からしっかりトルクが出ているのです。

今までと回転数の上がり方が違う。滑らかというか、上品になった感じだ。

さらに変速ショックもほぼ感じることなく。
スコスコ変速できているようで、しっとりとしたフィーリングになりました。

坂道も走行しましたが、グッと踏んでも警告灯は出ず。
むしろ車体をグイグイ引っ張っていきます。

ATFを交換するだけで、ここまで調子良くなるなんて驚きでした。

今回は運が良かったのかもしれない。やはり長期で交換していないトランスミッションのATF交換はリスクがあるようだ

試走後は整備士さん調子が良くなった旨を伝え、料金のお支払い。
整備士さん曰く、「500kmくらいまでは無理させず様子を見てほしい」とのこと。
交換直後は調子が良くなっても、その後ダメになるパターンもあるようです。

なお、今回の件から50km程走行しましたが今のところ不調な気配はなし。
調子よく走ってくれています。

また、次回のATF交換は早めがいいとのこと。
ATFは全量交換しているが、それでも全てのATFが入れ替わっているわけではないそうで。
新品のATFは洗浄力が高いので内部の汚れを拾いやすく、早めに交換してあげるのが長持ちさせるポイントらしいです。

一時はトランスミッション丸ごと交換を検討したほど悩みまくったわけですが、結果ATF交換でここまで復活できたのは良かったです。
ただ、全ての車両や症状に本ケースが当てはまるわけではなく、また状態によってはATF交換できない・しないほうがいい場合もあるとのこと。
現状を確認してもらい、よくよく整備士さんと打ち合わせするのが重要ですね。

次回からこまめに交換。まだまだTechMuddy号には頑張ってもらわなければ

今回のATF交換→次回交換は早めのスパンをおすすめされましたが、それ以降は20,000km~30,000kmくらいでOKらしいです。
もう二度と警告灯の恐怖は味わいたくないし、何よりTechMuddy号にはこれからも活躍してもらわないといけません。
こまめな整備って大事なんだな~と、つくつぐ感じました。

その後、せっかくATF交換で調子が良くなったTechMuddy号をぶつける編集員が発生。
バック駐車している時に、ぶっとい木の枝が天井にめり込んだらしいです。
まじかよ勘弁してよ。
板金も意外と高いんだよ!

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