火星といば太陽系に存在する惑星であり、かつ地球から最も近い「お隣さん」でもあります。
地球から見て太陽の外側に位置し、赤い外観が特徴。そのため「赤い惑星」と呼ばれることも。
大気は二酸化炭素を主とする成分で構成されており、地表には火山や峡谷、また近年では過去に水が存在したとする痕跡も発見されています。
また将来的に有人探査ミッションも計画されいます。
人類は遠い過去に火星から移住してきた説もあるくらい、最も地球の環境に近く、親しみのある惑星と言ってもいいでしょう。
そんな火星ですが、YouTubeで実際に撮影された火星の映像が公開されています。
「4Kの火星: 究極版」と題され投稿された動画は、これまでにNASAが打ち上げてきた探査機(Spirit、Opportunity、Curiosity、Perseverance)の映像を元に編集され、分かりやすい映像形式で提供されています。
4K/60fpsの美しい映像は火星を堪能するには充分で、また各シーンには解説も。
これは何の映像?を感じることもなく、丁寧に火星を案内してくれます。
なお、この動画を作成した「ElderFox Documentaries」氏は当時編集の知識がほとんどなく、試行錯誤の末に作り出した傑作とのこと。
複数の画像を4Kレンダリングし繋ぎ合わせ、かつ動画にまとめてナレーションも入れてYouTubeにアップする…。
言葉にすると1行足らずですが、多大な努力と膨大な時間が必要であったことは容易に想像できます。
4Kテレビなどをお持ちであれば、美しい火星に想いを馳せながら動画を視聴されてみてはいかがでしょうか。
すべてが実際に撮影された火星の貴重な映像。
それを我家のリビングでリラックスしながら高画質で視聴できる日が来るなんて、作者とテクノロジーの進化に感謝ですね。
※本記事内の画像はElderFox DocumentariesのYouTubeアカウント動画よりスクリーンショットを掲載しています。