2026年に動きあり?新型デリカD6、PHEV搭載でさらなる進化へ!2.4ガソリン+PHEV+S-AWC搭載で商品力大幅アップ。ディーゼルも併売か

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ミニバンとSUVの両方の魅力を兼ね備えたデリカD5。ファミリー層にもアウトドア派にも支持されているこの車両ですが、フルモデルチェンジの噂や仕様も徐々に固まってきた印象。そのカギを握るのが、PHEV(プラグインハイブリッド)搭載の可能性です。

いよいよ新型デリカにPHEV搭載か

2.4Lガソリン+PHEVシステムの導入

アウトランダーPHEVで採用されている2.4Lエンジンと大容量バッテリーの組み合わせが、新型デリカにも引き継がれる可能性が高いです。三菱の得意とするこのシステムは、日常の短距離移動で電気だけで走行できる環境性能を持ちながら、ロングドライブや高速道路ではガソリンエンジンを活用して効率的に走行できるハイブリッドモデル。

画像は予想CG。ダイナミックシールドはこのまま継続か

特に注目されるのがEV領域での航続距離。現在のアウトランダーPHEVでは約80~100kmのEV航続距離を実現しており、新型デリカではさらなる効率化が期待されています。これにより、日常の通勤や買い物ではほぼ電気だけで十分な移動が可能となり、環境に優しいだけでなく経済的な面でも大きなメリットが見込まれます。
しかしアウトランダーと比較してどうしても車重の面では不利。
とはいえ、PHEV搭載モデルであるならば約60~70kmのEV航続距離は見込めるのではないでしょうか。

ディーゼルエンジンとの併売

一方で、三菱が長年培ってきたディーゼルエンジンの性能+信頼性も見逃せません。
現行モデルで採用されている4N14型ディーゼルエンジンは、高いトルク性能と燃費の良さから、特にアウトドアや長距離ドライブを楽しむユーザーに支持されています。
個人的にもデリカD5を所有していましたが、マイナーチェンジ後(ダイナミックシールド顔)のディーゼル音はだいぶん静か。車内にいるとディーゼル特有の煩さは感じません。

新型デリカでは、PHEVモデルとディーゼルモデルの併売が予想されています。
PHEVよりもお手頃価格で、かつ高トルク・燃費の良いディーゼル。
PHEVが環境性能と都市部での利便性を重視したモデルとしてアピールする一方、ディーゼルはオフロードや過酷な環境下での性能を求めるユーザーに向けた選択肢として継続される可能性があります。

走破性を支えるS-AWCシステム

新型デリカでは、三菱の誇るS-AWC(スーパーオールホイールコントロール)が搭載されると予想されています。
ランエボから脈々と受け継がれるこのシステムは、通常の四輪駆動システムを超えた高度な技術で、各車輪へのトルク配分を精密に制御することで、車両の安定性と走行性能を向上させています。

S-AWCは、特に雪道や泥濘地などの悪路でその威力を発揮。
例えば、雪道では車輪のスリップを防ぎながらスムーズな走行を実現し、泥濘地ではトラクションを最大化して脱出をサポート。
また、ドライバーが路面状況に応じて走行モードを切り替えられるため、日常の街乗りからアウトドアまで幅広いシーンで快適なドライビングが可能となります。

さらにS-AWCは燃費性能にも貢献。
不要なトルクを抑制し、必要なタイミングでのみ駆動力を増加させることで、効率的な走行を実現。
ランエボは「走りのS-AWC」でしたが、新型デリカには性格の異なるセッティングのS-AWCが搭載されるのでは?と噂されています。

車高をアップした予想CG。こんな感じでカスタムするのもカッコいい。

最近の三菱車は内装がめちゃくちゃ進化している

正直、三菱の車は質実剛健。メカニズムや信頼性にコストをかけて、内装はそれなり…のイメージでした。
※アウトランダーPHEVやダイナミックシールド顔のデリカから、その印象は払拭されましたが

もちろん新型デリカでも、外装デザインはもちろん内装の進化にも大きな期待が寄せられています。
これまでのモデルも内装は充実していましたが、それ以上に家族全員が快適に過ごせる空間を提供するために、質感や装備の向上が図られるでしょう。

上質なインテリア

まず注目されるのが、さらなるインテリアの質感向上。
現行モデルでは実用性を重視した素材選びが中心でしたが、新型ではソフトタッチ素材や高級感のある仕上げが採用されると予想されます。これにより、長時間のドライブでも快適さが損なわれないだけでなく、所有する喜びを感じられるデザインに。
ただ、水平基調デザインやオフロードでのコントロール性のよいインテリア、またホールド性に優れるシートなど、実用性はスポイルしてほしくありません。

最新のインフォテインメントシステム

アウトランダーに採用された最新のインフォテインメントシステムが、新型デリカD5にも搭載されると考えられます。大画面ディスプレイによる直感的な操作性、スマートフォン連携、先進的なナビゲーション機能など、現代のユーザーが求める機能が充実しているはずです。

シートレイアウトも新型デリカでは改良してほしいポイント。特に三列目の跳ね上げは苦労するので、そのあたりが改善される見込みです。ユーザーからの意見も多かったようですので、開発は把握していると思います。

気になる発売時期と価格

発売時期

新型デリカの発売時期については、三菱自動車の決算報告書や株価の推移、アライアンス企業との協業状況から、ある程度推測できます。特に2026年には何らかの動きがある、との予想が濃厚。

  1. 三菱が日産自動車やホンダと協業体制を強化しており、新しいPHEV技術の導入が進んでいる。
  2. 同社の株価が堅調に推移しており、新型モデル投入による成長戦略が期待されている。
  3. EVやPHEV市場がさらに拡大し、環境性能が重視されるタイミング。

価格

価格については、同社のアウトランダーPHEVを基準に考えると、新型デリカD5のPHEVモデルは500万~600万円の価格帯になると予想されます。アウトランダーPHEVが約460万~550万円であることから、デリカD5のサイズや装備を考慮すると妥当な範囲ですね。

一方、ディーゼルモデルについては現行モデルと同様の400万~500万円の価格帯が維持される可能性があります。

おそらく2026年には何らの動きがある

新型デリカはPHEV搭載による環境性能の向上、S-AWCによる優れた走破性、そして内装の進化。
今のモデルも十分に魅力的ですが、いかんせん基本設計は古いまま。
三菱もそれはよく理解しているので、遅かれ早かれフルモデルチェンジは行われます。
特に三菱自動車の中でも指名買いの多い、ドル箱的存在ですからね。
ファミリー層からアウトドア愛好者まで幅広い層を魅了するデリカ。抜きん出たオフロード性能を持つミニバンは唯一無二の存在。待っているユーザーも多いので、三菱自動車の今後に期待しましょう。
※ちなみにトライトンベースのプラットフォームになるか?と思っていたら、インタビューで加藤社長が否定されていました。(試作車まで作ったがバランス悪かった、とのこと)

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