落雷は通常、一度に一回の放電として発生します。
しかし雷雲内の電荷の移動が活発であり、電場の強い箇所が次々に形成される場合には、連続した落雷が観測されることがあるようです。
ボストン在住の女性が偶然捉えた、連続する落雷の衝撃映像。
もしこの世に雷系の魔法があれば、きっとこんな感じなのでしょう。
まるで雷系最強魔法を放ったような音と威力に驚きです。
※音量にご注意ください
雨の降るある日、外の様子を伺おうとシェードを開けます。
その直後、奥の林に雷が落下。
やや解像度の低い映像ですので、林のどこに落下したのかは不明ですが、轟音とともに光が走ります。
音と光から察するに、合計7発の雷が落ちたようです。
ゲームであれば「7Hit」と表示されそう。
また同じ場所に落雷しているわけではなく、若干場所もズレているように思えます。
落雷の威力はどれくらい?人は耐えれる?
落雷の電圧は非常に高く、数百万ボルトにも達することも。
条件により上下するようですが、典型的な雷は約1000万ボルトの電圧を持っているようです。
もし人間に雷が落ちた場合、深刻な傷害や死亡の可能性が高いとされています。
雷のエネルギーは非常に高い電流であり、体内に直接通電することで心臓発作など致命的なダメージを負います。
運良く直撃を免れても周囲の空気や物体から感電することもあり、火傷や感電の危険性があり軽症では済みません。
もし雷が鳴っている場合、空が光っている場合は速やかに丈夫な建物や室内に避難するようにしましょう。
なぜ夏に雷が多く発生するの?
日本では夏に雷が多く発生しますが、主な理由は気象条件の組み合わせにあります。
理由その1、湿度の高さ
日本は高温多湿であり、夏季にはより気温と湿度が上昇します。
暖かい空気は水蒸気を多く含んでおり、この湿度が雷雲を形成しやすくします。
理由その2、対流活動
夏季には地表の暖かい空気が上昇し、大気中で対流が活発化します。
この対流によって、上昇気流と下降気流が発生し、これが雷雲を発生させやすくします。
理由その3、梅雨
日本では夏の前に梅雨があります。
この時期には湿った空気が南から流れ込み、これにより雷雲が発生しやすくなります。
理由その4、海と山の影響
日本は海に囲まれた島国であり、海からの湿った空気と山岳地帯の影響を受けやすいため、雷雲の発達がより促進されるようです。
人体への落雷はもちろん危険ですが、間接的な被害として電子機器への影響もあります。
特にパソコンや家電などは落雷により破損することもあるので、落雷の危険がある場合はコンセントを抜いておきましょう。
それでも万全ではありませんが、データ消失や破損の危険性を大きく減らすことができます。
ちなみに筆者は子供の頃、近くの電柱に落雷して停電、からのセーブしていない状態でゲーム画面が消えたことがあります。
もっとこまめにセーブしておけば…!
みなさん気をつけましょう。
※本記事内の画像はPalmBeachPostのYouTubeアカウント動画よりスクリーンショットを掲載しています。