モンスターハンターシリーズ最新作『モンスターハンターワイルズ』が、任天堂の次世代機「Switch 2」でリリースされるのか？気になるユーザーも多いはず。せっかく性能アップしたSwitch 2だから、ぜひ対応して欲しいですよね！
今回は、現在の公式発表やSwitch 2のスペック予測、PC版の推奨スペックとの比較を通じて、その可能性を探ってみたいと思います。
モンハンワイルズの対応機種は？
現時点でカプコンが発表している対応機種は以下の3つです。
- PlayStation 5
- Xbox Series X|S
- PC（Windows）
任天堂Switch 2版については発表されておらず、現時点では対応予定があるのかないのか…。
Switch 2もそれなりに出荷されるだろうし、売上面ではある程度確保できそうと思いますが、どうなんでしょうか。
ちなみに、Switch 2のスペックはどれくらい？
Switch 2の正式な仕様はまだ公開されていませんが、リーク情報などから以下のような予測がされています。
- CPU：カスタムTegra T239（PS4以上、PS4 Pro未満の性能）
- GPU：NVIDIA製、DLSS（ディープラーニング・スーパーサンプリング）対応の可能性
- RAM：12GB
- ストレージ：SSD採用の可能性あり
これらのスペックを考慮すると、Switch 2は前世代の据え置き機であるPS4より高性能になり、ある程度の最適化を施せば『モンハンワイルズ』を動かせる可能性は十分あります。
PC版の推奨スペックと比較
カプコンはまだPC版の具体的な動作環境を発表していませんが、過去の『モンハンワールド』や『ライズ』と比較すると、次のようなスペックになるのでは？と思います。
『モンスターハンターワイルズ』の推奨スペック
- 解像度：1920ｘ1080
- フレームレート：60fps ※フレーム生成使用
- CPU：Intel Core i5-10400 AMD Ryzen 5 3600
- RAM：16GB
- GPU：GeForce RTX 2060 Super（VRAM 8GB） Radeon RX 6600（VRAM 8GB）
- VRAM：8GB以上必須
- ストレージ：75GB SSD必須
推奨環境でも、それなりにスペックを求めてきますね…！
こうやって見てみると、Switch 2単体ではPCの推奨スペックには及ばないものの、最適化次第では十分に動作可能なレベルに達する可能性があります。特に、DLSSが搭載されればレンダリング負荷を軽減し、フレームレートの安定化に繋がります。
ちなみに公式のベンチマークの構成と結果はこんな感じ。
過去のモンハンシリーズとSwitch
カプコンは過去にもSwitch向けに『モンハンライズ』を最適化してリリースしています。
- 『モンハンライズ』：Switch向けに最適化された軽量エンジンを採用
- 『モンハンワールド』：PS4/Xbox One/PC向けに開発され、Switchには移植されず
この傾向を考えると、カプコンがSwitch 2向けに『モンハンワイルズ』を移植する場合、相応の最適化が必要となります。ただし、Switch 2の性能が十分であれば、PC版のグラフィック設定を調整し、DLSSを活用することで快適な動作を実現できるかもしれません。内部解像度やフレームレートは「それなりに」犠牲になると思いますが…。
モンハンワイルズがSwitch 2で出る可能性
現時点では、Switch 2向けの『モンハンワイルズ』の発表はありません。しかし、Switch 2の性能がPS4以上とされており、最適化次第で動作可能、カプコンは『モンハンライズ』をSwitch向けにリリースした実績がある、DLSSを活用すれば、フレームレートの安定化が期待できる、これからの理由から可能性は高まります。
セールス面から考えても、おいしい商売だと思うのですが、どうなんでしょう。
ただ、発売時期はもっともっと後であり、移植には時間がかかるかもしれません。
仮にSwitch 2向けに移植される場合、2026年初頭～になるんじゃないでしょうか
ここまでの「まとめ」
- 『モンハンワイルズ』は現時点ではSwitch 2向けに発表されていない
- Switch 2のスペックはPS4以上とされ、最適化次第で動作可能な可能性あり
- PC版の推奨スペックと比較しても非現実的ではない。DLSS対応ならフレームレートも安定しそう
- カプコンの過去の対応を考えると、移植の可能性はゼロではないが、すぐには期待できない
今後のカプコンの発表に注目しつつ、新たな情報が入り次第、またお知らせしたいと思います。
※本記事内の画像はCapcomChannelのYouTubeアカウント動画よりスクリーンショットを掲載しています。
